さまざまなプロジェクトを経てスキルアップしたエンジニアには、キャリアパスとしてさまざまな選択肢があります。特に人気が高いのは、プロジェクトマネージャーとフリーランスの2つではないでしょうか。

プロジェクトマネージャーとは、立案からクライアントへの納品まで、プロジェクト全体を指揮する役職のことです。
エンジニアは現場でプログラミングなど実務を担当するのに対し、プロジェクトマネージャーは俯瞰的な立場からプロジェクトのスムーズな進捗を管理する立場にあります。そのため、実際に現場で作業する時間は大幅に減少するでしょう。

とはいえ、プロジェクトマネージャーはクライアントとの打ち合わせだけでなく、リソースの管理やステークホルダーとの折衝なども行います。マネジメントスキルとコミュニケーションスキルを存分に生かすことができる、やりがいのある仕事となるはずです。

一方、会社員ではなく独立してフリーランスのエンジニアになる人もいます。
このキャリアパスを選ぶメリットは、自由度が高いことでしょう。どの仕事を受けるのか、どれほどの金額で契約するかといったことを、すべて自分でクライアントと交渉して決められるのです。

フリーランスとしてコンスタントに仕事を受けることができれば、会社員として働いていたときよりも収入が大幅にアップするケースが多いのも魅力でしょう。そのため、エンジニアとしてのスキルに自信がある人たちから人気のキャリアパスとなっています。